業績
著書
「聞いて歌って覚えよう!」『日本語ジャーナル』(CD1枚付き)
(月刊雑誌・連載)2004年3月~2005年4月 アルク
『日本語で歌おう!』(CD2枚付き)2006年3月 アスク(単著)
『日本語ジャーナル』に掲載の12曲+4曲、計16曲の “歌教材”が収録された日本語学習テキストです。”歌教材”は歌詞から重要な語や文型が学べるよう、曲ごとにテーマを決めて作詞し、話す時のリズムやアクセントと、できるだけ同じになるようにメロディーを作りました。
廃刊になりましたが、このうち7曲が“歌教材ビデオ”として、このサイトで生まれ変わりました。
タイ版
2008年4月
泰日経済技術振興協会
台湾版
2009年5月
大新書局
中国版
2009年6月
外語教学与研究出版社
名古屋市立大学日本文化研究会編 名古屋市立大学人間文化研究叢書6
『アジアの中の日本文化 ことば・説話・芸能』2019年12月(共著)
「ふりがなとは何か、どこから来たか。三種の神器の草薙剣とは何か。台湾と甲子園との関係は」など、この一冊で日本文化に興味を持っていただけるようなテーマばかりです。私は第一部第二章「言語のリズム、歌のリズム」を担当させていただきました。
リズムは日本語学習者に共通の課題です。学習者の多くは“特殊音を含む音節”の長さを上手く実現することができません(例:「来て」が「切って」のように聞こえる)。
前半はその原因を探り、リズム型の概念を取り入れたビデオ教材による学習法を紹介します。また、後半では歌教材の有効性や音声教育の重要性について言及します。
https://www.kazamashobo.co.jp/products/detail.php?product_id=2310
主な研究論文
「歌教材が日本語学習者の語アクセントの記憶に及ぼす影響」
『名古屋市立大学大学院 人間文化研究科 紀要』第22巻:1-14. 2014年12月
<PDFデータ (532.98KB) >
「日本語音声教育のためのビデオ教材の開発」
『名古屋市立大学大学院 人間文化研究科 紀要』第27巻:177-192. 2017年1月
<PDFデータ (2.51MB) >
主な口頭発表
「日本語学習のためのオリジナル歌教材の開発とその活用法 -音声教育へのスム ーズな導入や記憶の助けとなる教材をめざして- 」
『日本語教育国際研究大会名古屋2012 予稿集』第2分冊:308. 2012年8月
「歌教材が日本語学習者の語の記憶に及ぼす影響 -て形アクセントについて-」
『2014年度 日本語教育学会 春季大会予稿集』: 253-258. 2014年6月
「リズム導入のための視聴覚教材の開発」
『2015年度 日本語教育学会 春季大会予稿集』:271-272. 2015年5月